ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

「常識」

 私が子どもの頃、うちの親父もオフクロもよく「そんなの常識として考えられない」「非常識ねぇ〜」というセリフを良くいっていた。その頃の私は日記をつけていてその中によく「一体常識とは何か」なんてことを書いていたことを憶えている。何人もの人がその価値観を共有するとそれが「常識」というものに成り、その価値観から外れるとそれは即非常識というジャンルに放り込まれるということに過ぎないのだ、ということを書いたりしていた。つまり、自分の価値観がマイノリティーの時はそれは「非常識」ということになるのだ。
 で、今となって立ち返ってみると、今はもはや「常識」ということばそれ自体がもう既に殆ど使われなくなってしまっている。つまり価値観の中にマジョリティー、マイノリティーという物がなくなったということでもある。
 ところが政治の世界に立ってみると、まだまだ因習にとらわれている姿が跋扈しているのは否めない。その最大の物は米国による占領状態だということではないだろうか。