首相官邸で外国プレスに対する今回の地震と福島原発事故に関するブリーフィングが開かれ、ニコニコ生放送で実況された。ほぼ全員が英語で挨拶をするのだけれど、これが典型的な日本人理系研究者の英語で、どこかの国際学会で日本人研究者が発表しているのを聴いているようで、実にお粗末。良く、日本人の研究者の日本語英語をぶつぶつと聴いていると眠くなるけれど、正にそのものだ。主たる説明者は原稿を読んでいるだけである。これだったらテキストを配ればよいわけで、何もこんなに仰々しくやらんでも良い。
こんなことなら、日本語で流暢にフリーに説明をして、それを同時通訳した方がなんぼかよろしい。いつまで経っても変わらない。
記者席が映ったら、なんとガラガラである。記者席の質問を受け付けたら、最初に質問をしたのは外国プレスだけれど、日本人記者で、日本語による質問。その質問は通訳が英語にした。なんだ、これ？
ところで日本人のフリープレスに対しては官邸記者会見はオープンになったのだろうか。ここで対象となっている外国プレスというのはどの様な基準を設けているのだろうか。
