ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

社団法人日本原子力産業協会

 こういう業界団体があることは知っていたし、どんな業界でも必ずこうした業界圧力団体を構成するのが世の常(なのかどうか疑問があるけれど、実際には必ずそうだ)だけれど、この業界はとにかく原子力発電所を中心としたプラント建設を中心にしているわけだから、そう簡単に原子力発電は危険で危なくて、周辺住民の生命、財産、人生をこんなに簡単にぶち壊すことのできる怖ろしいものだと認めるわけがないのは充分にわかる。
 彼等のホームページで掲載している最も新しいニュースは「ポーランド議会、原子力法修正案を可決 安全優先で原子力導入」であり、「パキスタンで3基目の原子炉となるチャシュマ原子力発電所2号機(C-2)(PWR、32.5万kW)が12日に営業運転を開始した。」であり、「福島事故の影響によりサウステキサス・プロジェクト3,4号機建設計画が頓挫する一方、三菱重工業社製US-APWRの建設を想定したコマンチェピーク3,4号機計画、および仏アレバ社製欧州加圧水型炉(EPR)を想定したカルバートクリフス3号機計画では、建設・運転一括認可(COL)審査が一歩前進した」であるというご機嫌な団体だ。
 ドイツやスイスの話は決して書かないのね。