ほぼ足りてまだ欲 その先

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どさくさまぎれに


 この国は二大政党ってことになっているんだけれど、それにしちゃ、とんでもなくこの二つの程度が低くて、政党政治家の高邁な思想なんてものはかけらもありゃしない。なにしろ幹部というか、執行部というか、親方衆というか、ここにそれぞれの名前を並べてみたって良いけれど、そのひとりひとりを取り上げてみたって、誰ひとりとして、うんうん、この人は徹頭徹尾立派な政治思想を持っているし、目指すところが明快で良いぞという人がいないのが不思議。ま、今この時点で何かはっきりわかっているのは自民党河野太郎ぐらいじゃないかと私は思っているけれど、間違って貰っちゃ困るけれど、私は自民党はまったくの話信用していない。まだ、民主党の方がこれまでの手垢にまみれて、その手垢がべとべと粘り着いていてろくに動けないところがないんだろうとましだと思っていたのだけれど、彼等は今度は稚拙に過ぎる。
 こんなことをしていると国民がどっちもどっちで信用ならねぇなぁと思っているところへ、あのアドルフ・ヒットラーみたいな奴が現れてどっと持っていってしまわないとも限らない。それでなくても、この国民性は一気呵成にみんなで足並み揃えてハメルンの笛吹き男にくっついていって川だろうと海だろうと、平気で落ちて行ってしまうところがあるから、怖い。
 不信任決議なんてものを持ち出す前にどうにかなるのかと思っていたら、どうにもならないのかと呆れかえる。こんな状況で総選挙なんてできるものか。