ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

応援隊

 西日本新聞の昨日の社説を読んでいて初めて知ったのだけれど(実に無知でお恥ずかしい)、各地の自治体から被災地の自治体に応援者が派遣されているのだそうで、例えば「宮城県東松島市の市役所窓口では、各地の自治体から派遣された職員が働いています。その数は57人。このうち半分以上の37人が、熊本県熊本市、福岡県からの職員」と書かれている。応援にいっているのは警察と自衛隊だけじゃないんだね。
 ということは派遣元の自治体も職員が少なくなっているわけで、影響は全国津々浦々にまで及んでいることがわかる。それでも現地はまだまだ人が足りていないことがあちらこちらから聞こえて来る。なにしろ今回の地震津波放射能災害による被害地は未曾有の広さに及んでいる。一気に何もかも解決できるかといったらとてもとてもという状況で呆然と立ち尽くすしかないという有様だ。
 現地自治体が必要としているスタッフはやっぱり熟練した自治体職員なんだろうか。ボランティアでさばける仕事もあるのだろうか。引退者でもできるような仕事があるのだろうか。がれき除去の様な体力を必要とするボランティア作業にはとてもとても手を挙げるような力はないけれど、体力を必要としないボランティア作業が存在するのだろうか。足手まといになるに決まっているんだろうなぁ。こんな時、特技と体力を持っていない一般市民は原発に反対の声を挙げるのみである。