昨日のライブ会場では出番が浅かったので、そのあとすっかり懐かしい面々のパフォーマンスを楽しみながら、吞んでしまった。何が楽しかったのかとつくづく振り返ってみると、ハタと思いついたのは、私が日頃敬遠していた類の出演者が殆どいなかったということだったのだ。自分のパフォーマンスを主張するのには呆れるほどだけれど、他人のパフォーマンスには一切気を遣わないというタイプが多すぎた。だから、あの類の活動から一切手を引いていたのだったことに、ようやく思いが至ったということだ。あぁ、これだったのかと今更わかったということだ。
そんなことに気を遣うなんて、と思えたら気持ちが良いのかも知れないけれど、気がついてしまうのかも知れない。しかし、世の中には自分が快適な相手だけが存在しているわけではないよ。それを避けて暮らしていると家から出られなくなってしまうのだ。
ところが昨日のあの会場には不思議な位に快適な状況にあった。それでつい吞んでしまった。今朝起きてみると、顔赤く、食欲なく、頭痛がする。あ、久方ぶりの二日酔いか？
