ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

落ち着いている

 わが政府は全くパニックに陥ることなく、政権与党は自分達の勢力の拡張に井の中であっちにいったりこっちにいったりしていて福島原発のこの脅威に対しては実に落ち着いておって揺るぎのない姿勢を貫いていて、実に頼りがいのある状態にいる。
 福島第一原子力発電所から2km以内+一部のホットスポットから人を待避させただけで、あとは大丈夫、直ちに健康に支障はないといっているけれど、実は多くの子どもたちには確実に影響を与えているし、多くの食品は放射線の影響を受けているのは誰が考えても当たり前なことである。
 もうあれから5ヶ月が経過しているけれど、現場は未だに安定していない。外国の報道でも、放射線はもれ続けていると報道されていて、そういう見方がまさに当たり前なのに、この国の報道は未だにシリアスな危険について国民をリードする気はなさそうである。その上当の東電が知らん顔をして補償は法に則ってやりますと言い張れる体制になっている。彼等はこれだけ万全に企業を守る法制度を詰めてきていたから絶対に大丈夫だと思っている。彼等は「絶対大丈夫」という言葉が大好きだ。
 私達はもう政府や東電に頼っている場合じゃない。こうなったら彼等を無視していくしかない。これから先、日本に暴動が起きない補償はない。ただし、この暴動はかつてカリフォルニアで起きた様な暴動や、先日英国で起きた暴動とは大きく意味が異なる。



 それにしても、今や日本人も随分英語の巧い人が増えているんだねぇ。(もちろんミチオ・カク(加來 道雄)のことをいっているのではないのだ、彼は日系三世だからね。)