ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

蕎麦や

 わが家では昼飯に蕎麦でも喰いに行こうじゃないかというと、観音裏、浅草見番の筋向かいにある「弁天」という蕎麦やに行く。金曜日が多い。というのは金曜日には玉子焼きと天ぷらの取り合わせが三割引になる。二人でいってこれの他に盛りを一枚ずつ注文して食べると、これはもう腹一杯になる。実は玉子焼きは半分持って帰って来ちゃうのである。ここで蕎麦を食べると他で食べる気がなくなる。鮨は京橋の「京すし」以外で食べる気がしない。こうなると、いちいち難しい判断を下す必要がなくなって楽だ。
 で、入った時に隅に座っていた若い男女が丼に入ったおつゆの蕎麦を注文していた。こっちからはどんな蕎麦を頼んだのか見えないのだけれど、気がついたら男性が蕎麦を箸で持ち上げたと思ったらそれをレンゲにまとめて、食べている。そんな蕎麦の食べ方なんてあるものか。ずっずっと手繰らなきゃ蕎麦じゃねぇだろう。どう見ても西洋で育った人でもなさそうだ。ありゃ一体どういうことなんだろうか。帰ってきてからもスッキリしない。