ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

それを選んだ

 こういう形の旅を選んだのはこれで数回になるけれど、今度の旅が一番メンバーに恵まれなかったといっても良いかも知れない。それもまた「楽」をするという意味ではついて回ることなんだから、甘んじて受け取らなくてはならないことは確かだろう。
 何が面倒くさいといって、私も確かにその一人であることは認めるんだけれど、みんな一言いいたいんだよね、自分はこれまでこんなにがんばってきた、自分はこんなに立派な人間なんだといいたくてしょうがない。だから、もう、問わず語りに自分のことをいいたくてしょうがない。自分ができることを自慢したくてしょうがない。
 こういう旅は確かに楽で良いけれど、人間性を破壊するなぁ。全員が一対一で参加しているので、立場としては同じステージにいるはずだけれど、年齢的に上下を意識させようとする年代なのかも知れない。後半の自分たちだけの旅は様々なトラブルがありそうだけれど、その点気が楽だ。
 ただ、こういう形態の旅の最大のメリットは、いつもいうように、自分の荷物をそのまま運んでくれるという点と、単独行ではとても効率よく行くことのできない田舎のポイントを非常に効率的に回ることができる点にある。これは何ものにも捨てがたい。だからついついこの選択肢を選んでしまう。そして後悔してしまう。多分これからもこんな選択をしていくのだろう。