ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

日曜日の夜

 夕飯を済ましてからしばらくしたら、いつものように睡魔が徐々に襲ってきて、9時半頃に寝床に入るやいなや眠りに落ちていたはずだ。気がついたら午前3時だった。つまり、5時間半ほど寝たことになる。近頃はこれ以上の時間を寝ていることができない。多分体力がないからだろう。
 で、日曜日から月曜日にかけてのこの時間に目を覚ますと、ラジオはNHKしかなっていない。殆どの局は唯一放送が途切れる時間である。夜中に眼が覚めてしまった無聊を慰める手段は別にラジオしかないわけではなくて、今だったらネットでYouTubeを巡り歩いたって良いし、iPodで所蔵の曲や落語を聞いたって良い。
 ところが、震災以来かも知れないのだけれど、放送だったら世の中につながっているような安心感があるような気がするのに、それ以外だと世の中から遮断されてしまうようだ。それがステーション・コールとともに、「シーン」とされてしまうと夜の闇の中にぽつんと置いてきぼりになったかの如くだ。実際には空の雲を写真にするのだって覚束ないくらいのごみごみしたところに暮らしているんだからそんなことはないのに、である。
 きっと若い人たちだったらmobile機器さえつながっていればそんなことは思わないのだろうに。