ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

阪急Men's

 日劇のあと(つまり有楽町マリオンのことなり)に映画を見に行ったついでに、そうだ、あそこの阪急も西武の跡も新しくなったんだったなぁというわけで、阪急Men'sに入ってみたと思し召せ。一階に入ったらここでもやっぱり普通のデパートみたいに香水の匂いがするわけよ。あれ、おかしいな、ここはメンズなんだろう?と思ったら男性向け、オード・トワレの店らしいんだな。これが本当に商売になるのかね。今の日本人の男性はこうしたものを身につけるのかね?
 とにかく今頃着たら丁度良いくらいのジャケット、といっても上着じゃなくて、ブルゾン(そんな格好つけたものでなくても良いんだけれど)といわれているような奴が、もうクタクタになってきちゃっているので、そろそろその代替えを捜さなくちゃならないんだよねぇ。しかし、今の若者向けみたいなものばっかりで、全然私はお呼びじゃない。5階が「モダン・トラディッショナル」なんて書いてあるから、多分この辺かなと思って上がって行くと、なるほど、J.PRESSだとかNEW YORKER、Paul Stewartなんてところが軒を連ねていて、普通のデパートのメンズ・ファッション・フロアと大して変わらない。良く見るとJ.PRESSはオーダーすることができる売り場があるらしい。それにしても、全然お呼びじゃなかったのは、「値段」だった。ちょっとしたコートが6万円とか7万円とか書いてある。うわっ!と思わず後ずさりしそうだ。一体誰が買うんだろうかと触ってみたくらいで、早くも撤退だった。
 やっぱりバーゲンのタイミングを待つべきだということがよくわかった。こういう店が開店するくらいだから、世の中の景気は良いのに違いない。吹いている風がこっちには吹いていないというだけのことだろう。