一年の計は元旦にありてぇことをいいますな。なにしろお正月ッてぇだけで、なんだかすべてが「えぇ〜、ごわさんで願いましてハァ〜」ってことになるような気分になるんですから、これが不思議でございますねぇ。
昨日の元旦にあたしがどうしたかと申しますと、朝から晩まで、いろんなことをしながら、ずっと頭の片隅で、近頃ご贔屓の安物なのに実に書きやすい万年筆を捜していたんでございますよ。見あたらないん。
で、今朝のことでございますな。ひょっとしたら、ってぇんで、机の下をごそごそと這いつくばって捜してみたんですが、案の定、こんなところに転がっていたんですな。つまりでございますよ、今年の私はいつもいつも這いつくばっていないと良いものが見つからないと、こう云うことでございますな。
実はこれは嫌な兆候なんです。なんせ、楽をして宝くじで稼いで贅沢をしたい、というのが私の希望だからなんですね。
ということで、今年も相変わらずツキがないんだというのが一年の計だということでございますな。
