ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

久しぶりに

 久しぶりによりによって雪がしっかりと残る中外出。


 昨日は夜中に目が覚めてしまい、いろいろ資料をいじっているうちに朝6時になってしまい、そこでまた眠くなり、気がついたら朝10時半になっていて、慌てて窓を開けたら燦々と太陽が輝いていた。慌てて蒲団を光の中に移して干す。
 朝からあちこちで首都圏の交通網がトラブル続きになっているのをラジオで聞いていたから驚かなかったけれど、実に首都圏の交通網というのは雪に弱くて、たかだかこんなものでガタガタだ。それでもその日一日不便なくらいで、ジワジワと命を脅かされるわけでもないから、こんな程度のことでガタガタになってもそれはそれで許そうじゃないかという気になってくる。
 それこそ一度トラブルに落ち込んだら、ジワジワとどこまで、どんな具合に命を浸食されていくのかわからない放射能汚染を拡がり続ける可能性を限りなく抱えた原子力発電所の存在に較べたら、こんなもの、可愛いもんだ。
 三週間連続でレクチャーを聴き、先行する人々の作品の一端を読ませて貰いながら、自分が目指すところの資料を検索したり、それに絡むサイトを見ているうちに、どうもそんな大それたことを目指すのはとんでもないことなんじゃないかと思ったり、イヤ良いんだ、自分ができる範囲で考えようとすれば良いんだと思い直したり、なんだか修士論文を考えるのとあんまり変わらない状況に陥ってきた。しかも、寄る年波で英文資料をじっくりと片っ端から読み砕いていくという根性がなくなってきているような気がするのだ。やっぱりもう一度国会図書館に行って、どうしても手に入らないあの資料を読み込んでこようか。