ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

わずかに60cm

福島第1原発2号機の格納容器内を内視鏡で見た結果、水位は底部から約60cmしかないと判明
毎日新聞 3月26日(月)21時12分配信)

 その60cmの深さの水の中に溶け落ちた核燃料がたまっているのだろうか。それとも飛び出ているのだろうか。何が「収束」だ。東電は4m近くの水位は保っているだろうと思っていたらしい。今でも毎時9トンの水を注いでいる。その水はどこへ行っているというのか。

放射性汚染水の塩分除去装置の配管から高濃度の放射性物質を含む水が漏れ、海に流出したと発表した。漏れたのは約120tで、うち約0.08tが流出したとみている。漏れたのは汚染水から取り除いた塩分や放射性ストロンチウムを含む濃縮塩水で、濃度は1立方センチ当たり約14万ベクレル。

 こう毎日新聞は書いているけれど、私が知りたいのは、それで何がやばいのかという点である。で、それがいつ頃までに何をしなくてはならないやばさなのか、ということである。それに言及せずにいいっ放しにするのは東電のスタンスと何ら変わらないじゃないか。
 まだまだ放射能汚染の拡大は続いているのであって、今福島第一原発からは何も放出されていないというわけではないということを霞ヶ関も、政府も、マスコミも声を大きくして忠告し続けなくてはならない時期だということだ。みすみす国民をそんな場所にさらしている政府なんて憲法違反ではないのか!?