銀座からマロニエ通りを東に歩き、昭和通りの向こうにあるQBで頭を刈ってもらう。どうも、皆さん、これだけ髪の毛がなくなってきている爺さんを見ると頭頂部に少しでも毛を残しておこうという慈悲の心を発揮されるのか、帰ってきて鏡を見ると、やっぱりてっぺん近辺が長めに残っている。刈り込んで欲しくはないけれど、妙に残されるのはいやだ。長めは嫌だといったんだけれどなぁ。
丸善まで歩く。渋谷陽一の「SIGHT 51号」が出ていたのに気がつく。「総力特集 3・11から1年。この国ではなぜ誰も罰せられないのか」はいちいち私が日頃思っていることばかりが書かれている。これはおすすめ。
- 出版社/メーカー: ロッキング・オン
- 発売日: 2012/03/10
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「この本は手に入れよう」と思っていたものを全く失念してしまって探しようがなく、メモもとっていない。いやそれでも新刊だからきっと平積みになっているだろうと高を括ってうろうろするけれど、全く見つからなかった。あれは何という本だったのだろう。歳をとったらメモしておかなくちゃだめだよねぇ。
鶴見俊輔のこれまでの書き物から抜粋した集大成ものとでもいうような上下の本が昨年出版されている。
- 作者: 鶴見俊輔
- 出版社/メーカー: 皓星社
- 発売日: 2011/11/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ようやく図書館から連絡が来た。何を予約していたのかというと、編集長が痴漢容疑で逮捕されてしまった週刊東洋経済の話題の2月18日号だ。「東京電力偽りの延命」と大きく書かれている。図書館のOPACで見つけたのだけれど、予約者が私の前にすでに5人もいた。だからようやく順番が回ってきたのだった。多分私のあとにも並んでいる奴がいるに違いない。週刊東洋経済はバックナンバーも電子書籍として買うことができるが、700円する。
勝栄二郎・財務省事務次官と勝俣恒久・東電会長の「勝ー勝ライン」を初めとして東電の経営権を巡る問題点を踏み込んでいる中身で、これだったら自分でバックナンバーを確保しておく必要がある中身で、ここまで書いているのは貴重。だからこそ元編集長の痴漢容疑に疑問を持つ人が出るのは推理としてあり得る話だという気がする。これもおすすめ。
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
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今日は7,900歩。