10年ぶりに通っている歯の治療が今日で一段落することになっているのだけれど、前回歯医者さんで時間を設定するのにあたって、予約は午前11時をぎりぎり少し過ぎた時にといわれていた。どういうことなのかわからなかったのだけれど、それではと、11時6-7分に到着するように歯医者に向かっていくと、すぐそばまで来て、ふと前を見たら、私よりも小さな、しかし、年齢は同じくらいなおばさんがビルに入っていく。エレベーターに乗るとそのおばさんが同じ階のボタンを押している。「ここでいいですか?」と聴いてくださって「はい」と答える。やや、この人は私と同じ階で降りるのか、じゃ、この時間の予約は一体どっちが先だというのだろうと思いながら歯科医の扉を開けようとすると・・・、なんと削った歯に被せるクラウンを製作して配達に来られた方だった。つまり、タイミングぴったりだったというわけだ。しかし、この方が私の左上奥の歯の具合を熟知されているのだと思うと、実に恥ずかしいものがあるのだ。いや、まさか、この方がお作りになった訳じゃないとは思うのだけれど。