ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

大馬鹿野郎

 安住財務相は5日の衆院社会保障・税一体改革特別委員会の質疑で、国会議員互助年金(議員年金)を廃止すべきではなかったとの考えを示した。
 議員年金は、財源の7割が国庫で賄われ、保険料の10年間納付で支給を受けられた。このため、民主党などが「特権だ」と批判して2006年に廃止された。
 篠原孝氏(民主)の質疑の中で、議員年金廃止に話が及ぶと、安住氏は「当時は冷静さを欠いていた」と述べ、「私は(廃止関連法案が成立の)その時、(議員在職)9年8か月だったんですよ」とも口にした。野党席からは「議員年金やめろと言ったのは君らなんだぞ」などと激しいヤジが飛んだ。(2012年6月5日20時13分 読売新聞)

 この読売の記事が安住の発言のすべてだったのかはわからない。衆議院テレビをリビューしてみると、篠原某は「国会議員は世のため人のためばかりを考えていて自分のことを考えていない」といっている。こんな意識でいるのだ。冒頭の語りからしてこいつはおふざけなんだけれど、こんな意識でいるということだけでも、長野県の選挙民の皆さんは良く理解しておいていただきたい。元農水官僚の京大農学博士。まさしく霞ヶ関の典型。
 で、バカ安住は「確かにあの時私は議員になって9年8ヶ月だった、期待権だってあっただろうに国会議員をスケープゴートにするという冷静さを欠いた時期であって、掛け金そのものは8割返して貰ったけれど、国民の厳しい目にさらされている」といっている。
 その上自民党からの「やめろといったのは君らだ」というヤジに対して「いやいや、あれをやったのは当時の小泉総理ですよ!」とヤジに応えている。
 つまり民主党もヤジを飛ばした自民党も、国会議員の阿呆どもは10年国会議員をやれば自分では2割しか負担しない年金が出るのは正当だったと今でもそう思っているのだ。全く何もわかっていない。農水官僚から民主党の議員になったこいつもこいつで、実に涙がちょちょぎれる。
 なにが「野党席からは激しいヤジが飛んだ」だ。読売は一体何が言いたいのだろうか。