一応4月からの歌のレッスンが一区切りした。2時間のうち、自分が実際に歌って指摘してもらえるのはわずかに6-7分のことで、その間他の人が歌っているのを聞いて、自分の歌にフィード・バックできるものがあれば取り入れる。そうすればただ待っているのではなくて役に立つ。
最後だから自分が練習したい歌を唄って良いということになっているんだそうで、どうにか格好になっているものを歌って、さぁどうだ！と見得を切りたいなと思っていたから、最後に練習した歌はやめようと思った。なんでかというと、verseの半音下がったり、上がったりするところが旨く音が取れないのだ。そこで下手を露呈するよりはまぁまぁの線で、歌い上げちゃった方が気持ちよいに決まっているということだ。
しかし、今日、私は一番最後に唄う順番になっていて、順番を待っている間に（いやいや、そうじゃない。旨く唄えないものを練習するというところに意味があるのであって、旨く唄えるものはもうそれで良いんじゃないのか、それが男というものじゃないのか）とどんどん情緒的で観念的な方向へと走ってしまった。
で、結局「I've Got A Crush On You」に取り組み、やっぱり半音のところで挫折したのだった。くそ・・・。
