どんなに金が掛かろうとも、値段に載っけちゃえば良いんだから、原材料の価格がどれほど高くなろうとも鷹揚な電力会社。
どんなに鉄面皮といわれようと、誰よりも高校の時から勉強したんだから、一番金が儲かる仕組みに載っかる権利があると本気でそう思っている霞ヶ関の住人と、そこにつけいってそれ以上に金を手にする商売人、そして彼らが本当に一流の人間だというマスコミの宣伝に簡単に載せられている「賢明なる」市民のぼくら。
この期に及んでまで原子力村の頭領が規制委員長に就任するのを看過しているのが大人だと思っている「賢明なる」市民の僕ら。