ほぼ足りてまだ欲 その先

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「道州制型統治機構研究会」

 現職の国会議員が「選挙近し!」と風雲急を告げる中、あの大阪の元弁護士無茶苦茶市長が次の選挙で票を集めるだろうと読んで、押っ取り刀で駆けつけている。
 そのメンツはと見ると、民主党松野頼久衆院)、自民党松浪健太衆院)、民主党石関貴史衆院)、自民党西村康稔衆院)、平井卓也衆院)、みんなの党小熊慎司参院)、上野宏史参院)だという。彼らが「寄らば大樹の陰議員」であることは間違いない。こういう連中はまだまだ増えそうだ。救難信号をならしているタイタニックから急いで真っ先に救命ボートに乗り移った積もりになっているのだろう。そして多分彼らはその選挙区ではものの見事に変身をしてみせるつもりだ。こうなると維新の会とかいう時代錯誤な名前の政治集団は第三の自民党に過ぎないわけだけれど、そこはそれ、人の良い選挙民は呆然と投票することになるのだろう。
 このままいくと、次の衆議院議員選挙は民主大幅減、自民中幅減、公明現状維持、維新大幅当選、ということになって民自公維の大連立政権ができて、アメリカのやりたい放題な世の中になる。日本の農業は衰退の一途を辿り、農地改革法ができて農地は外資農業企業に買い取られ、遺伝子組み換え農産物の機械化農業となるだろう。
 老齢年金、医療保険はすべて撤廃されて、それらはすべて民間保険会社の手中に収まり、金持ちはどんどん先進的な医療を受け、なおかつ年金保険の配当を受けるけれど、それに加入することのできない人たちは公的な医療、公的なケアしか受けられないから、日本人の寿命はどんどん低下していくことになる。しかし、それで国民の負担が減るんだからそれで良いじゃないかという論理が陰で大手を振って歩く。つまり、姨捨である。
 風が吹いたら桶屋が儲かるじゃあるまいし、そんなことが起きるはずがないと思っている人は幸せだ。今度の衆議院議員選挙でそれがすぐによくわかるはずだ。