ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

総裁選

 自民党は総裁っていうけれど、民主党は代表っていうんだね。「総裁」ってのはいかにも大時代的で恐れ入っちゃうんだけれど、自民党もここまで落ちぼれたのかと思うと時間の流れというものは実に恐ろしいというか、冷徹なものだと痛感する。
 現職の総裁が支持してくださいねと派閥の重鎮なるものに挨拶に行ったら「若い人を支持したいからお断り」だといわれたという。そのうえ現職の幹事長からは「あの人のために政治をやってきたわけじゃないから(知らないよ)」といわれる始末。
 もう無茶苦茶。群雄割拠、とか自由な競争なんだとかマスコミはいっているけれど、なぁにとんでもない。奴らはただただ、自分がどうしたら優位な位置に留まることができるのかしか考えていない。今風は大阪にから吹いてきている。みんなして一斉にあの風を帆に一杯受けて突っ走ろうとしか考えていない。
 民主党の現職の国会議員が何人も尻尾をブンブン振り回し、鼻をクンクン鳴らして大阪に詣でている。空の上から見ていたら、永田町と大阪を中心に蟻がぐるぐる廻っている。でも奴らはどうせ蟻なのだ。なんちゅうこともなく、自分の巣が雨粒でぶっ壊れないように走り回っているだけだ。
 それにしても石破が総裁になって自民党が第一党になっても、あいつを外に出したいとは思わないなぁ。ASEANサミットで彼が真ん中に立っているところを想像しただけで、私はもう絶望感に駆られてしまうだろう。