ほぼ足りてまだ欲 その先

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こどもの声

 確かに子どもの声はうるさい。うるさいというよりも耳につく。甲高い声だからきんきんと耳に刺さる。二日酔いの時なんかは最悪だ。電車に乗っていても中で子どもがきんきんいうと気に触る。特に今時はエアコンが掛かっていて、窓が絞めきりだから余計に感に触る。昔は地下鉄はおろか普通の国電だって窓開け放ちだから、外から入ってくる騒音で子どものきんきん声なんてかき消えた。ところが今はそうはいかない。
 幼稚園や保育園、小学校の傍に暮らしている人たちがうるさいとクレームしてくるのだそうだ。だから子どもたちを外で遊ばせないで閉め切った建物の中で遊ばせるのだそうだ。これを本末転倒というべきではないだろうか。
 こんなことをいっていたらこの国では子どもが存在してはならぬということにもなりかねない。それはこの国の将来を否定していることになる。これだけ密集して暮らしているんだからそれくらいのことは理解して忍従して欲しいと願わずにはいられない。悲しいかなこれがわが近代国家の首都圏の実態なのである。
 ひょっとすると、3.11は首都圏に暮らす人たちに「散らばりなさい、こんなに密集してはなりませぬ」という警告なのかも知れない。