ほぼ足りてまだ欲 その先

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留置場自殺

 兵庫県警は美代子元被告の死亡について、「伸縮性のある長袖シャツを使い、1人で首を締めた自殺」と結論付けました。
 また、美代子元被告が自殺前に取調官や留置場の担当者らに22回にわたり、自殺をほのめかしていたことが明らかにされました。
 11月15日、「今日死んでも本望やわ」・11月26日、「引き時やなと思ったら死ぬ」・12月9日、「1日で半分はどうしたら死ねるかを考えている」(取り調べでの言動)
 美代子元被告は、同じ留置場にいた二人にも「自殺を手伝って」などと依頼していたということですが、こうした兆候が捜査幹部に伝えられたのは、半分の11回だけでした。
 県警は美代子元被告を特別要注意者に指定し、巡回回数を4回から6回に増やしましたが、監視カメラ付きの留置場にいれるなどの特別な措置をとらなかったことについて、「組織としての危機感の共有が不十分で反省すべき」と総括しました。
 「自殺に関する幾多の言動を、現実の危機としてとらえきれていなかった、このため情報の共有と集約が徹底されず、自殺防止のための多様な手法の活用が検討されなかった」(兵庫県警 倉田潤本部長)(mbs news 2013年01月16日(水) 23時52分)

 「死ぬ」という奴に限って死んだ奴はいないという言葉を良く聞くけれど、それを地でいったケースなんだということにして終わりにするのだろうか。
 とても不自然な表現だという気がしてしょうがない。「一人で首を絞めた自殺」という表現に引っかかる。これは多分警察の発表そのものの引用だと思われるが、普通自殺とは一人だろう。二人以上の人間による能動的自死というのは「心中」だし、この表現はおかしい。