ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

夜中のラーメン

 この時期になると、なぜか夜中に机にかじりついていた頃を思い出す。それは受験に立ち向かっている(振りをしていた)頃の二年間と、大学に入って最後の最後に無謀にも一夜漬けで期末試験を乗り切ろうとしていた頃、あるいはリタイアしてから通った学校での宿題のためだったりする。
 で、そんな頃、どうしても我慢ができずに手を出したのが「夜中のラーメン」だった。具はキャベツと玉葱だけで、旨くいったらハムなんかを浮かべたインスタントラーメンであった。今から考えると、そんなものを作る暇があるんだったらその間に読むもの読んで短期記憶の中に放り込めばいいのに、ほとんどやる気がないものだからそっちにばかりかまけていたものだった。
 そういえばうちの親父も、そんなものが好きだった。変なところが似るのだよ、親子というものは。