日揮のアルジェリア事件の犠牲者と生還者は政府専用機に乗って羽田に帰ってくる。一緒の飛行機に乗って帰ってくるのは生還者にとっては辛いものがあるだろうなぁ。取材の嵐に見舞われるのだろうか。それともそのまま社が用意した車かなんかで自宅に一直線に帰るのだろうか。
これで日揮は政府に頭が上がらなくなったのだろうなぁ。もう安倍自公連立内閣にひたすら感謝だろうか。それとも政府専用機でかかった費用というのは日本国政府から請求されるんだろうか。これだけのフライトを一社で準備するのは相当大変だ。こんな事をいうのはなんだけれど、日揮は自社の営業活動の一環としてこの仕事を受注して現地で建設工事をやってきたはずだ。国策として国の方針に則って国の威信を賭けて受注したのかといったらそんなことはないだろう。
これで儲けることを目的にこの仕事をとったはずだ。名誉の戦死だというわけではないだろう。どうもそういう取り上げ方の風潮があって違和感がある。
NPOの活動をしている人と利益追求企業の従業員として就業している人の命に大事さの違いがあるわけないじゃないか。
政府要人お出迎えだったそうだ。