アベシンゾー政権になったらデフレから脱却することができて（どうしてそれが必要なのか良くわからないけれど）、インフレ傾向になって世の中の経済が上向くんだってことになっている。
どうしてそういうことになっているのか良くわからないけれど、どうも新聞・テレビの報道を見ているとそういうことになっているという前提で報じられているように思える。 労働者として高額の年収が約束されているような立場に立っている人にとっては多少の値上がりがあっても、別段問題はないだろう。しかし、そうでない人たちの大半にとっては明らかにこれは不利な立場に追い込まれるということになる。なんたって収入が増えるわけでもないのに、出て行くものが値上がりするというのである。
誰がどう悪い頭を捻ってもそれではもうダメなのはわかりそうなものである。それがわかっていないアベシンゾー内閣は一体、どうしようとしているのかと思うのだが、彼らに一番近い金持ちご一行様のために、多少値上がりしたってかまわない政策の進行ということだ。
これに賛成する人たちは自分も彼らの仲間の一人だと思っているのだろうけれど、それは確実かどうかちゃんと振り返って考えてみると良いだろう。
