ほぼ足りてまだ欲 その先

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懐メロ

 この歳になってみると1960年代の歌をよく覚えているもんだなと自分でも驚く。やっぱり多感な頃に接していたものは歌えちゃうし、それに伴う諸々のことがその曲と一緒によみがえってくるからなんだろうなぁ。
 懐かしのメロディーという言葉がいつ頃から使われるようになったのかは知らないけれど、死んだオヤジがよくテレビでそうした番組をしつこく見続けていたから彼らがどんな唄を聴いてきたのかは良くわかった。あのオヤジが歌が下手な割には音楽が好きだったのはとても意外だったけれど、昔は♪小皿叩いてぇ、チャンチキおけさぁ♪だったから、誰も彼もがちゃんとしたキーで歌ってなんていなかった。
 そういえばあぁいう昔の歌って「ラジオ深夜便」でも少なくなってきたなぁ。
 そういえばかつてはよく路地なんぞに「放歌高吟を禁ず」なんて書いてあったし、確かに夜中になると酔っぱらいがなにやら大声出して歌いながら歩く、あるいは学生が応援歌を声高らかに酔っぱらって歌いながら通るなんてことがあった。今はそんな奴はほとんどいない。これが進歩って奴なのか、マナーを守るようになったというのか。そういえば立ちションしている奴なんてよっぽどのごみごみした路地でもない限り、お目にかかることがない。昔は平気だった。親子二代にわたって自死してしまった国会議員のオヤジが国会構内で立ちションしたくらいだからな。