ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ヤクルト群馬に何が起きているのか

「群馬ヤクルト販売」(前橋市)は15日、群馬県内で働く「ヤクルトレディ」約700人のうち、希望者は全員を正社員にすると発表した。販売しただけ給料をもらえる仕組みから給与制に変わり、会社の健康保険なども使えるようになる。 (朝日新聞2013年03月15日23時49分)

 何が不思議なのかというと、ヤクルトはほとんど全部の販売員の人たちは歩合制で販社と業務請負の契約を結んで働いているという異常な経営状態。つまり、彼女たちは自営業者なのだ。それを竹中平蔵やアベシンゾーがやろうとしている方向と全く反対に動いていこうとしている「群馬ヤクルト販売」は一体何を考えているのだろう。
 この記事ではこの会社の専務の言葉として「売れないと収入がないのでは、生活が不安定だ」と話し、雇用を安定させることで、定着率を高めるねらいだと説明している。人件費が増大するのは明らかなのだけれど、この方向性をとろうとしてる「群馬ヤクルト販売」はこれからどうなるのか、その行く末を知りたい。