丁度昨年の4月から週に一度通い始めたジャズ･ヴォーカルのサークルが今年で20周年になるそうで、これまでこの先生の元に通ってきていた人たちが、現役も、今は来ていない人も含めて集まってお祝いのランチ会をした。参加者数43名中男性6名。
平日の昼間に集まる人たちなのだから、皆さんいわゆる「高齢者」といわれる年代の人が殆どで、一番にご挨拶なさった方はもう80歳を数年超えておられる方だ。
かつては先生のそのまた先生（女性ヴォーカルの大御所）が時として教室に来られたこともあったそうで、実に忌憚のないご指摘を戴けていたらしいが、もはやその方は来られることはない。
いつも私の隣に座っておられて、前に出て唄う順番としては常に私の前で唄われる方が隣におられて、現役中はどんな生活をされていたのかを垣間見ることができて急に近づいた気がする。この種の集まりではあんまり私生活に踏み込んではまずいよなぁと思っているものだから、ついつい表面的な会話になりかねないけれど、こういうチャンスがあると、いろいろわかって面白い。
しかし、長い人は10数年このサークルに通っておられるというのだから、その粘りには感心する。さて、私はどれくらい続くことだろうか。
