旅行にMac Book Airを持って行くか、iPadを持って行くか、いつも迷う。MBAは全くのパソコンそのものだけれど、iPadはタブレットだから、アプリも違うし動かし方だって違う。やっぱり使いやすいのはMBAだろう。だけれど、見やすいのはiPadなのだ。
タブレットを持っていて楽なのは電子書籍を読みやすいってことだろうか。パソコンでpdfを読むのであれば大差がないはずなのに、なぜか、タブレットだと読みやすく感じるのはあのモニターのサイズかも知れない。それにしても重い。だったらiPad Miniにしたらよいと思えるのだけれど、それだとモニターが小さくて読みにくい。物事はそううまくはいかない。
で、あまたあるガイドブックの必要なところだけを破いて持って行っていた時の方がやっぱり便利じゃないのか、ということにもなるのだけれど、今度は一度に8カ所を巡ろうとしている上に個人旅行だから必要データーは多い。こんな時、ガイドブックが電子版で出して貰えていたら便利だろうなぁと思う。
地球の歩き方くらいもう既に電子化されているのかと思ったら、期待はずれだった。私が見つけられないだけかも知れないけれど。「るるぶ」「まっぷる」あたりがようやく電子化しているらしい。しかしまだ手が着いたばかり。
ところがここのところすっかりお見限りだった「Lonely Planet」のサイトを見てたまげた。彼らはとっくのとうにpdf化して売っているだけではなくて、何と章単位でまで売っているのだ。だから例えばフランスのアルザス・ロレーヌだけを見たかったら、そこだけ5ドル弱で買うことができる。尤も一冊電子版で買ったって20数ドルだ。その上中身はあの細かさだ。それが問題ですっかり遠ざかっていた文字の小さいという点だって、こうなればいくらでも手元で大きくすることができる。
日本のガイドブック業界はこんな手間を惜しんでいるのだろうか。それじゃ、売れないよ。