ほぼ足りてまだ欲 その先

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ゴールデン・ウィーク

 黄金週間ともいっておりますな。しかし、これは映画館に人がわっさわっさと来ている頃、映画業界の方がこの連休中はわっさわっさと儲かって、これはもうゴールデンな一週間だと仰ったことに起因しているんだと先日のテレビがいっておりました。
 でも、それがそのままサラリーマンの世界でも通用しますから、それでゴールデン・ウィークという名称が広まったというわけでございましょうなぁ。
 しかし、どうもそのサラリーマン、民間だろうと公的機関だろうと時間を売っておいでの勤め人の方を基準とした世の中の尺度というものが一般的になりやすくて、なんでもかんでもそれが当たり前に語られという傾向にございます。
 賞与なんて言葉だってそうです。ボーナスといったら本当は「君は偉い!良くやった!じゃご褒美だ!」というので雇い主から貰うものでございますから、社長が自分に賞与を出すというのは本当は馬鹿馬鹿しくおかしいものでございますし、公的機関に勤めておいでの方々に賞与があるはずもないわけです。
 それが発電設備をぶっ壊しちゃって、汚いものを辺り一面にぶちまけちゃった事件が未だにオサマりゃしないのに、退職金をごぼっと貰って逃げちゃう社長がいたり、赤字だから値上げするといいながら社員に「君は偉い!良くやった!」というボーナスを出すという会社があってもそれをおかしいというマスコミがいないという変な社会でも時間が経てば「ゴールデン」な日々がやってきて、みんなで「国民栄誉賞だ!」と浮かれているわけです。この期に及んでの長島茂雄松井秀喜国民栄誉賞はどう考えてもぴんと来ませんねぇ。