TOHOシャンテシネマで、トミー・リー・ジョーンズとメリル・ストリープという絶対にあいつらは嫌いだという人がひとりもいないであろうふたりが主演の映画「31年目の夫婦げんか(原題:HOPE SPRINGS アメリカ国内公開2012年8月)」が公開。
結婚して31年の夫婦の妻がカウンセラーを見つけ、嫌がる夫を連れて相談に行くという話。多分ベビーブーマーを対象に発想した「多分コレならいけるだろう!」作品だけれど、一体どうやって見に行くと思っているんだろうか。
夫婦二人で行くと、「あぁ、あいつら、かなりヤバイ状態なんだな、これ見て今晩どうするんだろうか」と思われているような気がするし、一人で行くと、「あぁ、あいつ、没交渉夫婦なんだろうな」と読まれてしまうような気がする。
よって、この作品の観客はおばさんばかりになるのである。
といいながら結局見ることになりそうな予感もするのだ。なんせ、この二人だからね。