ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

お父さんリーダー

 昨日板橋中宿商店街のイベントに遊びに行った。友人のバンドが出演していたからで、一曲歌わして貰った。それまでは我慢していたのだけれど、終わってから一気に飲み出したら勢いがついて近くの友人の家に上がり込んで、どんどん飲み出し、気がついたらひどく酔っぱらっていた。
 その帰り道に20年ほど前までリーダーをやっていたカブスカウト隊で一緒だった男と寄り道をした。彼は子どもの頃からスカウトをやっていて、大人になっても登録をしている。殆ど出ては来なかったけれど、もう登録していない私とは違って今でも登録している。だから登録歴は40年くらいになるのだろう。私が活動していたのはたったの9年間だ。
 この世界は彼のような子どもの時からやってきている人たちと、自分の子どもをスカウトに入れて、親として手伝いを始めてかかわるようになった人たちの二つに大きく分けられる。
 子どもの頃から経験してきている人たちは様々な経験をしてきているので、この世界のことをよく知っている。大人になってからボランティアを始めた人たちはこの分野は初めてでも、世間一般のことは充分経験してきている。概ね手を染めるのは自分の子どもが6-10歳になってからだから30-40代だ。
 その男は常日頃から大人になってから始めたリーダーをひとつ下に見ている傾向があって、日頃から私は一言いってやりたいものだと思っていた。
 それが酔っぱらっていたものだから、なんのきっかけだか全く覚えていないのだけれど、突然玉がはじけてしまって、思いっきり「俺のあの9年間はすべてを擲って、全身全霊を込めた9年間だったんだ!お前になんかわかるわけがない!」と怒鳴ってしまった。
 そんなことではじけるようじゃ永年生きてきて大人げないなぁと凄く反省をしているのだけれど、ひとつスッキリしたような気がする。
 朝一番で奴から電話がかかってきた。奴も相当気になったのだろう。