ほぼ足りてまだ欲 その先

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こんなことをしていると

 原子力規制庁は今ある原子力発電所の立地条件、つまり断層が動くのではないか、あるいは地震が起きたときの津波がどれほどのものとなるのかの予測がどうか、というあたりをしきりに検討しているみたいで、下北半島を独自調査するというニュースが流れている。
 しかし、彼らは原子力発電というシステムそのものがどうか、という点については何も気にしていないように思える。
 東京電力福島第一原子力発電所の今の状況を見ていたら、何よりもこのシステムが一度壊れてしまったら、あれもヤバイし、これも危ないしでどうにもならないことが一目瞭然である。原子力を規制する象徴としては、このシステムそのものが完成されていない、そして寿命が来たときに始末をする作業が本当に実現可能なのか、という基本的なことについての検討をしなくて良いとでも思っているかの如くである。
 生産国のアメリカでドカンボコンと落っこちてしまって、その原因が全く明らかになっていないまま、オスプレイを日本にある基地に反対を押し切って持ち込んだと思ったら「もういやだ」といっているのにもかかわらずそれに知らん顔をして増強するどころか、アベシンゾー自民・公明連立内閣はそれを日本の憲法違反である自衛隊に持ち込もうとしている。つまり、国民の声を聴く必要がないといっているわけで、儲けるところでは「良く議論をしてですね」といって誤魔化していく。
 日本の国民の労働環境をどうやったら誰もが充実した生活を送ることができる様になるのか、ということについてはアベシンゾー自公連立政権は一切興味がない、ということのようである。どんなシステムにしたら、日本国民から労働搾取をして、儲かろうとしている連中の思いの通りにすることができるだろうかということを考えているだけのようだ。どんどん非正規労働を増やすことができる様に法律を変えていってしまえばいいわけで、そんなことに邁進しているこのアベシンゾー自公連立政権を日本国民が支持しているんだからね、それを選んでいるのは国民自身なんだからねとマスコミのいわゆる「世論調査」というプロパガンダでものの見事に洗脳されちゃう国民なんだから、気がついたらあっという間に北朝鮮と同じことになってしまっている。