なにが秘密でなにが秘密ではないのか何ぞということを権力を握っているものが規定することがそもそも既にもう間違っている訳で、こんな自明なことを議論しなくてはわからないというのでは、政治に携わる資格がもう既に存在していない。そんなこともわからない連中になんで国民が振り回されているのか、どうしても怒りが治まらない。
しかも、こんなことが発想される時点で「バッカじゃなかろか」と痛烈に批判するマスコミ、ミニコミ続出でなくてはならないはずなのに、その連中がお先棒を担いでいるというのだからこの国の程度のお粗末さ加減にはほとほと愛想が尽きる。
スパイが暗躍して、何から何まで情報が明らかになっても戦争が起きず、戦争に加担することなく、ここまでやってこられたことをなんで評価せずに、米国が(いや正確に言えば米国を拠点とする金儲けに鵜の目鷹の目の連中が)要求していることにただただ唯々諾々と(これは比喩でも何でもなくて、本当なのだよ)邁進する連中の愚かな言葉に振り回されてはならない。
全部丸裸のガラス張りにしてやっていけないというのであれば、そんな人には降りてもらえば良い。それではできないという官僚はとっとと辞めていただいて、そういう仕組みが楽しくてしょうがない某国に移民していただければそれで良い。共産主義だと嘘偽りをいって一部利権ダラ幹の思うがままに国を動かしているあの国なんぞが良いんじゃないのか。あそこなら秘密厳守、ただし賄賂があればいくらでもだだ漏れだろう。
このままにしておくと福島第一の問題だって「秘密だ」といい出しかねない。日本のためだけでなくて、世界的視野に立って、これに反対しなくてはならない。