ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

休む

 私たちの社会はいつでもどうにでもなる為に便利な社会を作り出している。その典型がコンビーニエンス・ストアで、初めてその種のものができたときは朝7時から夜11時まで開店していることでびっくりしていたはずなのに、いつの間にか殆どの店が24時間営業ということになっている。殆どの食べ物やさんが夜まで営業している。呑み屋で朝までやっているところは随分増えてきた。
 そういう営業形態が当たり前になっているということはそういうところで働いている人たちの中には昔はみんなが寝ていた時間に働く人たちがいるということだ。しかもその中心で働いている人たちはそうそう休める体制にはいないか、休める場合には驚くほどの安い年収で暮らしている。
 じゃ、そんな営業形態の店がなかったらどういうことが起きるのかというと、そんな労働場所でようやく収入を得ていた人たちの仕事口がなくなるということになる。本当にそうなのか。
 ワーキングプアというのは働き口があっても足元を見た雇用形態ということになるのだろうか。そしてブラック企業というのはその「足元を見た雇用」企業ということになるのだろう。