30年余り昔に働いた職場の先輩が先日なくなられたという。70歳だったそうだ。そういわれて気がついた。ずっと戴いていた年賀状が今年はなかった。昨年肺がんが見つかって手術したそうだけれど、直ぐさま転移が見つかったのだそうで、その時はもう既に広がっていたようだ。
正しいことは正しい、正しくないことは極簡単にハッキリと「イヤ、それはダメさ」とスッキリ指摘される方でとても勉強になった。人を蔑むことを決してしない、フェアな方だった。自分をこれ見よがしに主張するわけでもないし、あんな生き方をできる人が周りにいなかったので、とても驚いた記憶がある。忘れられない方のお一人だ。日頃の眼差しに感謝である。本当にありがとうございました。
ここのところ廻りにこうして逝かれてしまう方が増えてきた。それは自分の年齢ゆえであるだろう。
