この前の土曜日のように、時々アメ横に、主に飯を食いに行く。なにしろ食い物屋、呑み屋には事欠かない。その上、不思議なことに今でもあそこには予想もしないようなスペースで店を張っている人がいる。この前もちょっとした間口50cm位しかないスペースになんでかわからないけれど、舶来のチョコレートなんかを並べている人がいた。一体どこから持ってきたんだろうかといぶかしい。昔だったら「お、こんなところで見つけたぞ！」と買ったかも知れないけれど、このご時世にそんなものをそんなところに並べていたら胡散臭いだけだ。
あそこの面白いのは人間模様だろう。「変わった人」という表現もあるかも知れないけれど「面白い人」といういい方だってある。それが買いに来ている人だけじゃなくて売っている方もそうだ。やたら元気の良いのもいるけれど、何が面白いんだよという雰囲気の人もいる。
しかし、昔はなかった傾向としてケバブ屋が週ごとに増えているんじゃないかというくらいあの匂いが蔓延してきている。中国人相手の食い物屋がやたらと増えた。終戦直後の闇市の雰囲気になってきている。だから多分本場の味なんだろう。あの辺、保健所の許可なんて得ているんだろうか。そんなことを心配してあそこで飯を食う奴はいないのかも知れないなぁ。
