極東裁判で裁かれたいわゆるA級戦犯はそのA級の意味が後から作られた平和に対する罪によるものだった。しかし、国内法には触れていない。だから有罪となったA級戦犯は国内的には有罪じゃない。だから、靖国に祀られて何がいけないというのか。
これがみんなの党の兄ちゃんの参議院予算委員会での主張だった。それなら日本が連合国にやられる前に国内法に触れるか触れないか日本人の手で裁判をやっておけば良かったね。実際にやろうとしてたけれど、どうにもならなかったらしけれど、憲法の改正案もそうだったけれど、殆ど自分たちでは改革する提案ができなかった。つまり改革する必要がないと思ったわけだ。
殆どの戦犯は虐待の容疑が有罪とされて判決が下っている。サンフランシスコ講和条約では判決を含む極東裁判すべてを受け入れることを条件に成り立っている。疑問に思うのであれば、時の関係国11カ国にこの解釈をもう一度検証し直すということでやり直して貰う必要がある。
