今時は殆ど女性も仕事を持っておられて、出産・育児の際に長期休暇を貰える人たちはそれが目処がついてから職場に復帰することができるし、やりかかった仕事をうっちゃって、しょうがないから家にいるしかないという状況ではなくなりつつあるようだ。
しかし、それは大きな企業や公務員でもない限り、そんなことにはなり得ない。他の人は出産を機にやっぱり仕事を辞めることになっちゃって、そこから先は殆どパートタイマーという名前の非正規社員としての労働になってしまう。それは殆どやられ放題の労働環境に耐えるしかない。よほど人の良い経営者に遭遇しない限り、ほとんどの人はやられ放題である。それでも働かなくては生活が成り立たない人たちは耐えることになる。
なんで昔の日本はこんな状況でなかったのに、皆の生活が成り立っていたのだろう。格差が大きくてそういうものだとみんなが思い込んでいたから成り立っていたのだろうか。みんなが気がついてしまったから変わったということだろうか。
