久しぶりにネットで古本を買った。価格288円+送料250円=計538円。こんな昔の本(1976年)がこんな値段で手に入るんだから、この世の中は進んでいる。これをひとりで足で探し出すのは容易なこっちゃない。もちろん、かつての
植草甚一みたいに、そのために神保町を歩くのは嫌いじゃないから、それでも良いと云えばいいのだけれど、ひと頃のように前向きにどんどん歩き、どんどん手に取り、どんどん袋に入れてヨイショ、ヨイショと歩く気がなかなかしない。
オーテス・ケーリは「
真珠湾収容所の捕虜たち」という本を残している。