内閣府原子力委員会の近藤駿介委員長(71)が退任し、後任に早稲田大特任教授だった岡芳明氏(67)が4月1日付で就任した。
近藤氏は2004年1月から10年間、委員長を務めた。2011年3月の東京電力福島第一原発事故の直後、政府の要請に応じ、東京も避難対象になる事態を想定した「最悪のシナリオ」を作成したが、公表しなかったとして批判を浴びた。
また、委員会の下部組織が事故後、電力会社など原発推進側だけを集めた勉強会を開いていたことが問題となり、委員会の組織見直しの契機となった。(読売新聞2014年04月01日 20時43分)
ウィキペディアによると、「3月16日に同原発の推定情報を発表している。この発表は原子炉容器とその格納容器の損傷は無いとするなど、事実に反し楽観的なものであった」ということだそうだ。
籾井、小松一郎につぐ安倍人事。