ほぼ足りてまだ欲 その先

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アバクロ

 巷でアバクロと品なくも略称されているAbercrombie & Fitchは米国のカジュアル・ファッション屋だそうだけれど、銀座の店は入り口に如何にも今そうな、不良のような、品のない、六本木あたりの遊び人で世の中に怖いものなんてなんにもないというようなむかつく顔つきの男がいて、いわゆる「クラブ」ってところのように音楽ガンガンで、中を窺うと真っ暗な変な店だ。
 どんなことを書こうがどうせ私のような爺は対象として意識されていないから心配がないから喜楽なものだけれど、あぁ云うコンセプトを売りにして、ちょっと思いの至らない若い連中をものの見事にその気にさせて金を巻き上げる商売にはもう辟易する。世の中は騙す奴と騙される奴に、残念ながらたった二つに分かれるらしい。騙されるやつぁごくろうさんだと植木等も歌っていたっけね。