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【北京時事】中国で歴史資料を保管する中央档案館は3日、第2次世界大戦後に中国国内で収容された日本人戦犯のうち、罪が重いとして起訴された45人の供述書などをウェブサイト上に公開したと発表した。7日に日中全面戦争の契機となった盧溝橋事件から77年を迎えることに合わせた措置。
 3日に記者会見した李明華副館長は「安倍政権は対外侵略の歴史を美化し、第2次大戦の結果と戦後国際秩序に挑戦している」と批判。「侵略の犯罪行為を否定する日本の右翼勢力に反撃し、反人道的な暴行を暴露する」と訴えており、今回の公開には歴史問題などをめぐり日本側をけん制する狙いがある。(時事ドットコム 2014/07/03-17:44)

 公開された供述書は本人によると思われる自筆の書類を提示してあり、確かに当該書は存在するのだろうことが示されている。その内容を見ると目を覆いたくなるようなことが羅列されている。多分歴史否定する人たちはこれが必ずしも真実を表しているとはいえないし、拷問の結果、あるいは脅かされるがまま書かされた可能性があるとするだろうし、そうでなかったとしても一度戦犯として刑に服した人々の実名を挙げて再び彼らを公共の目にさらして良いものかという反論が寄せられることだろう。
 歴史をなかったものとしてしまおうとする側からいわせれば卑怯なやり方であり、あたら「積極的平和外交」をめざす日本国政府に喧嘩を売るやり方だということになるのだろう。