自分がもし、値札を見ないでも買い物ができるような境遇にあったらどんなことをしたいのかという、実に非生産的で非現実的なことに思いを馳せていると、非常に現実逃避ができて面白いといっていたら、近頃はどんどんその思いに駆られてきてしまって、下手をすると眠れなくなるという状況に陥るようになってきてしまった。どうやら、いわゆる誇大妄想狂と昔からいわれたような症状を呈するようになってきてしまって、どんどん現実と非現実の区別がつかなくなっていくような気がする。
昔はテレビを見ていて、遠い外国の綺麗な景色が移ったりすると、あぁ良い景色だなぁ、あんなところに行かれたりしたらさぞかし気持ちが良いんだろうなぁと思うだけだったけれど、近頃は「よぉ〜し、宝くじを買おう!」ということになってしまって、これはどんどんギャンブルにのめり込んでいく、あのスタイルにかなり近づいている。
これは相当にやばい。そのうち、認知症が始まった時に、かなり顕著となって現れてくるような気がする。いや、もうこう思うようになったという段階で、ある程度の認知症に陥っているのかもしれない。
つまり、眠れなくなるほどに妄想をどんどん膨らますことができるということ自体が認知症だということなんだけれど、これを理論的に突き詰めていくと、下手をすると博士論文が書けちゃったりするといけないからやめた方が良いかもしれない。その代わりに妄想だけはどんどん膨らましていけば良いか。
そんなことを考える暇があったら積んである本をどうにかしろってことかなぁ。
全然話は違うが、スノーデンを取り上げたあの本はまんま映画になりそうで面白そうだなぁ。(といいながら全然読み進まんのだが)。
- 作者: グレン・グリーンウォルド,田口俊樹,濱野大道,武藤陽生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/05/14
- メディア: ペーパーバック
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