海上保安庁の傍若無人振りはどんどんエスカレートをしていて、どんどん抗議カヌーを無理矢理拘束したり、恫喝を繰り返している。これはすでに犯罪だ。
保安官は拘束した市民らに対し、「刑特法(刑事特別法)を適用する」などと発言した。刑特法の適用をにおわす発言は初めて。海保は5人に対し、ゴムボートの上でサングラスや帽子などを剥ぎ取るなどし、拒否したにもかかわらず顔写真を撮影。「後で呼び出すからな」とも言ったという。
市民らは「拘束は突然で、いきなり刑特法という文言も出た。航行中は全く注意、通告はなかった」と説明。脅しとも取れる言葉を発しながらの撮影に対しては「とても怖かった」と声を震わせた。
第11管区海上保安本部は、写真撮影の理由について「けががないか確認するために相手の同意を得て、サングラスなどを取ってもらった。確認するために同意を得て、写真撮影を行った」としており、カヌー隊の証言と食い違っている。刑特法などの発言については「現場での言葉のやりとりは確認できていない」と回答している。(琉球新報2014年9月13日 )
まるで治安維持法下の、あの時代のようだ。
物知り顔の日本経済至上主義者たちは、お上に逆らう不逞の輩とでもいうのだろうか。