ほぼ足りてまだ欲 その先

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加山雄三

 昔から加山雄三がダメだ。と友達が書いたFacebookのエントリーにコメントしたら、随分驚かれた。「へぇ、そんなひともいるんだ!?」って。そうか、ほとんど、普通の人はみんな格好良いなぁとあこがれたんだろうか。あれだけ東宝がたくさんの映画を作って売れたんだから人気があったって、ことだねぇ。あの映画も一本も劇場に見に行ったことはない。テレビで放送されて、たまさか見てしまったことはあるけれど、自分から積極的に見たことはない。
 彼のお父さんは高齢にもかかわらず子どもを作った元気爺さんの上原謙だよね。母親は整形ばっちしだった小桜葉子だったなぁ。この辺ももうそろそろ記憶がおろそかになっていて上原謙が再婚したのが66歳くらいだなんてあんちょこ見ないともう思い出せないな。元々生まれがそんな環境だったんだからそれは当然彼のパーソナリティーに現れて当然で、あまりにも論理的ではないのだけれど、その辺がどうも気に入らないんだろう。
 まぁ、もっと気に入らないのは「彼をあんまり好きじゃない人がいるとは思えない」という風潮かな。誰も彼もがおんなじ訳ないだろうが。
 好きな芸人は誰か?ここで「江頭2:50」っていったらみんなどん引きなんだろうなぁ。
 上原謙-加山雄三といえばかつて茅ヶ崎にパシフィック・ホテルってのがあった。一度くらいしきゃ行ったことがないけれど、あれは確か破産した。で、後年加山雄三がラジオに出てきて独白していたけれど彼は債権者の追っ手を逃れて欧州にわたり、しばらく身をくらましていたんだという。それを彼が苦労を乗り越えたという雰囲気で語っていたのを訊いて、とても違和感を持った。もちろん債務を解消することができたからいっていたのに違いないけれど。