議会は立法の府である。しかし、地方議会における議員立法率は5%に満たないという。95%以上は首長提案の条例である。しかもその原案可決率は90%とされる。議会の役割は行政を監視し、民意を反映することだ。とすれば、「地方議会も地方議員も不要」というのが民意なのではないか。（産経ニュース2014.10.13 12:55 おおの としあき）
如何にも産経らしい表面しきゃ見ることのできない、まるで居酒屋のカウンター話のような浅薄な論理で、情けなくなる。機能させることができていない人間の資質の問題であって、機構の問題ではない。これでは本末転倒だ。私たち有権者がサボっているからでもあるし、マスコミがちゃんと仕事をしていないからでもあるわけで、笑ってごまかせ自分の失敗を地で行く話だ。
そんなことをいったら国会はどうなる。似たようなものだろう。馬鹿な議員を選出しているのは馬鹿な私たち有権者でもあるし、それをそのままにしておいた方が良いと思っている与党の提灯を２個も３個もぶら下げているのはいったいどこのどいつだ。
かつて森喜朗は「有権者は寝ていてくれればそれが一番良い」と言った。それをきみはどうしたんだ？
