ほぼ足りてまだ欲 その先

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福島・米・測定

 放射性セシウムがコメに移行するメカニズムはまだよく分かっていない点も多いですが、これまでの調査結果では、土壌中のセシウム濃度だけでなく、土壌中のカリウム濃度も重要ではないかと考えられています。
 福島県では平成24年度から、玄米に含まれる放射性セシウムの全量全袋検査が行われており、今年度も継続しています。全量全袋検査ではまず、全てのコメをスクリーニング検査によって測定した後、基準値を超える可能性が少しでもあるものを再度ゲルマニウム半導体検出器という測定機器を用いて精密に検査しています。
 今月20日までの時点で、既に520万袋余りの検査が行われ、99.98%のコメが測定器の測定下限値である1キロ当たり25ベクレルを下回っています。一方、全体の0.0001%のコメで1キロ当たり50~75ベクレルの放射性セシウムが検出されていますが、基準値である同100ベクレルを超える放射性セシウムは一袋もありませんでした。(福島民報2014/10/26 11:40カテゴリー:放射線放射性物質Q&A【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高村昇さん)

 中のデーターの数字が全く理解できないので、本当に安全なのか、どうなのか私には全く判断を下すことができない。多分多くの国民が私と同じじゃないかと愚考する。
 しかし、今や北米でも福島由来の放射線汚染が観測されるという状態にあって、あれだけ拡散した汚染の発生源近くで栽培された米が全く食べても問題がない、という説明をいったい誰が闇雲に了解できるというのだろうか。
 多分「そんなことをいうから風評被害が生まれるんだ」という反論をする人はいるだろう。しかし、「大丈夫なんだ!」と闇雲にいわれたって、あぁそうですか、といえるような社会を構成されてはいないのだ。あの事件以降、誰も彼も、権威を持つといわれている立場の人間がどれほど本当のことをいったというのか。
 多分お金持ちの多くはその危険性のない米を選択して喰うことができるのだろうけれど、多くの国民はそんな選択肢を持ち合わせていない。多くの人たちはまんまと彼らの策略に嵌まって暮らすしかない。