2014-11-10 個々のケース 良く国会の中継を聞いていると「個々のケースについてはお答えはしません」といってまずい話を葬り去るということが平気に行われている。 今度の労働者派遣法の論議でも、いくつかの自分の周りに転がっている例を引いて、雇用の多様性なんてことをいう奴がいくらでもいるのだけれど、特殊な人たちを引いて、だから派遣に限定して働きたい連中がこれだけいるんだから、どんどん派遣を自由にしろという議論が展開される。「諦めている」「脱出できない」という状況にいる人たちのことは顧みる気がない。雇う側の都合だけで議論する。